アメリカのエレクトロニックポップ、またはハイパーポップと括られるジャンルで活躍するデュオとして人気な100gecsの2019年のアルバム、1000gecsからの一曲。
ギャンブルにお金をつぎ込む人々、高級車やブランド物の服で見かけばかりに金をかけてリッチに自分を見せようとする人々などのことを競馬で全財産を失った人の目線から皮肉的に歌っている曲です。
[Intro]
Pick it up
盛り上がれ!
*Pick it up 、はスカバンドが曲のテンポを上げたり、観客を煽ったりする際によく使う言葉だそうです。
[Verse 1: Laura Les]
Bet my money on a stupid horse, I lost that
馬鹿な馬に賭けて負けた
So I ran out to the track to get my cash back
だからコースまで走っていって金を取り返しにいった
I just gotta leave this place with a big bag
ここを金でいっぱいのバッグを持って出ていかなきゃいけない
So I found the fuckin' jockey and I grabbed that
だからクソジョッキーを見つけて取っ捕まえた
Pushed him down to the ground and I punched him in his face (In his face!)
そいつを地面に押し倒して、顔にパンチをお見舞いしてやった
Yeah, I stole his phone, that put him in his place (In his place!)
私はそいつの携帯を盗んで、身の程を思い知らせてやった
Me and the horse, we ran out of the place (Out the place!)
私とその馬はそこから走り去っていった
Then we drove my Porsche back to my place
それで私たちはポルシェを運転して家に帰った
[Chorus: Laura Les] X4
Stupid horse, I just fell out of the Porsche
あのバカな馬のせいで私はポルシェから落っこちた
*ポルシェを持っていられるような金がなくなってしまったということ
更にはこの歌い手がポルシェのような高級車を持っていることで金持ちの気分に浸っているような人物であることを示しています。
Lost the money in my bank account, oh no
私の銀行口座にあったお金が無くなった、なんてこと!
[Interlude: Laura Les, Dylan Brady]
Woo! Pick it up!
盛り上がれ!
[Verse 2: Dylan Brady]
Stupid horse and a swordfish dancer
バカな馬にソードフィッシュダンサー
*ソードフィッシュダンサーという単語の意味が全く分からないのですがソードダンサーというアメリカの競争馬がいたそうなのでそれに賭けているのかな?と思います
Spending my money on a fishnet carousel
俺の金を魚網で出来た回転木馬につぎ込んでる
*こちらも意味を取りかねますがおそらく競馬にお金を賭けることを魚を捕まえるための網で作られた回転木馬のようにスカスカで実態のない幼稚なことだと言いたいのではないでしょうか
Go, go, go, go, go so fast now
とにかく速く、速く走れ、走れ
Go, go, go, go, go so fast now
とにかく速く、速く走れ、走れ
Racing horses at the derby
競馬のダービー
Why am I never getting lucky?
どうして俺に一度も運は味方をしないんだ
I never have any money
一銭たりとも手にしたことはない
I never win any money
一銭たりとも勝ったことはない
[Chorus: Laura Les] X6
Stupid horse, I just fell out of the Porsche
あのバカな馬のせいで私はポルシェから落っこちた
Lost the money in my bank account, oh no
私の銀行口座にあったお金がなくなった、なんてこと!